ほこりや汚れが原因と考えられます。投与量ダイヤルを最大投与量まで反時計方向に回し、水気を固く絞った布で露出している部分を拭いてください(水や消毒液で洗わないでください)。
手順15a~15bの要領でリセットし、投与量を再設定してください。
原因としては、カートリッジが空になっているか、注射針が詰まっているかが考えられます。
〈カートリッジが空の場合の対処方法〉
カートリッジが空になっているため、全投与量が注射されていません。手順20の要領で注射針を取り外し、手順3~6に従って空のカートリッジを新しいカートリッジと交換してください。
〈注射針が詰まっている場合の対処方法〉
注射針を手順20に従って取り外し、手順8~10に従って新しい注射針と交換してください。
ペンが投与量リセットの状態になっています。手順15bに従って投与量の目盛りを0に戻した後、注射針を手順20に従って取り外し、手順8~18を繰り返してください。
注入ボタンを完全に押し切る前に止まってしまい、投与量窓に表示された数字が「0」ではない場合は、カートリッジが空になっています。全ての投与量が注射されていないため、以下の手順に従ってください。
- 投与量窓は足りない投与量を示しています。注射針を皮膚から抜き、投与量窓の矢印が指している数字をメモしてください。
- 注射針を手順20に従って取り外します。手順15aに示すようにペン本体を持ち、投与量ダイヤルを反時計方向に回して止まるまで引き出し、注入ボタンを押して投与量窓の数字を「0」に戻してください。
- カートリッジホルダーを時計方向に回してペン本体から外し、空のカートリッジを取り外してください。
- 新しいカートリッジのゴム栓を消毒用アルコール綿等で拭いてからカートリッジホルダーに入れ、手順7~14を行ってください(カートリッジを交換する前にペンから注射針が取り外されていることを確認してください)。
- メモしておいた投与量を手順15に示すように設定し、足りない投与量を注射してください。
これで全投与量が注射されたことになります。
注射針を早く抜き過ぎた、注射後に注射針を取り付けたままにした、またはカートリッジホルダーが正しくペン本体に取り付けられていない可能性があります。
〈注射針を早く抜き過ぎた場合の対処方法〉
次回の注射時には、注入ボタンが止まるまでしっかりと押した後、5秒間押し続けてください。
〈注射後、注射針を取り付けたままにしていた場合の対処方法〉
注射後は針ケースを取り付け、すみやかに注射針をカートリッジホルダーから外してください。
〈カートリッジホルダーが正しくペン本体に取り付けられていない場合の対処方法〉
カートリッジホルダーの青い三角をペン本体の四角の位置合わせマーク(ペン5は黄色、ペン10は白色)に合わせてください。
- オムニトロープ®ペンにカートリッジを取り付けた後は、保管ケースに入れ、凍らせないように注意し冷蔵庫内に2~8℃で、光を避けて保管してください。
- 清潔な場所で保管してください。
- ほこり、湿気、極度の高温・低温を避けてください。
- カートリッジを取り付けていない場合でも、使用後は保管ケースに入れて保管してください。
- 本製品を水や消毒液で洗わないでください。汚れは、水気を固く絞った清潔な布で拭き取ってください。
- 本製品をご自身で修理しないでください。
- 破損・故障した場合、このページのご案内に従っても問題が解決されない場合は、主治医またはオムニ・コールセンターにご相談ください。
以下の手順で確認できます。
- 投与量ダイヤルを反時計方向に回してください。
- ダイヤル横に記載されている黒色の文字で LOTの後に続く7桁の数字がロット番号です。
- 確認後は手順15a、15bの要領で、ダイヤルを元の状態に戻してください。
使用を開始してから2年です。
患者さま、ご家族、および医師、薬剤師、医療スタッフの皆さまのために、『オムニ・コールセンター』を開設しています。



